余禄

余録08

思ったこと、感じたことだけでなく、できれば、その旅の空気感や雰囲気、情感なども思い出に残したくて、書き始めたその時々の雑感や旅行余話です。

カンボジアの蜂蜜

蜂蜜シェムリアップのアンコールクッキーで蜂蜜を買った。

容器を家で開けると、びっくりするほど甘い香りが広がった。

いったい何の花から採ったのだろうと気になってメールで問い合わせると、

すぐに返事が返ってきた。

「弊社で取り扱っている蜂蜜は龍眼の花の蜂蜜です。

また、コンポンチャム州やコッコン州から仕入れています。

KHMER ANGKOR FOODS

(ANGKOR COOKIES)」

カンボジアの龍眼畑に思いを馳せながら、毎日おいしく食べている。

(2010/04/03)

インチョン空港

静岡富士山空港を利用するツアーのチラシを見た。その中に「アンコール遺跡の旅」があった。

富士山静岡空港→インチョン空港→シェムリアップ空港というコースだった。

広告に触発されてインチョン空港を調べてみると、日本からカンボジアへの直行便はないのに、大韓航空とアシアナ航空の2社がシェムリ・アップへ毎日乗り入れしていた。

それだけでなく、静岡富士山空港やセントレアから出発してインチョン空港で乗り継ぐ方が時間が短くて費用も安いケースがあるらしい。

ハブ空港って、こう言うことなんだ。

今年は、インチョン空港を利用してみよう。

(2010/01/28)

スーリヤとチャンドラ

チャンドラ天空に輝く太陽を神格化したスーリヤと、月の神チャンドラ。

アンコール・ワットの北西隅塔には、馬車に乗った姿のスーリヤとチャンドラが上下に並んで大きく描かれている。

どちらがスーリヤか判別しようとそれぞれの神の特徴を調べた。

スールヤは、プラーナによると三つの目と四本の腕を持った赤色をした人間として描かれ、四本の手のうち二本には蓮華を持つといわれ、また、ヴィシュヌ・プラーナによれば、光輪を背負った姿で、暁を象徴する御者アルナが曳く2輪馬車に乗り天空を巡ると言う。

チャンドラは、月神としてのソーマのことで、チャンドラは白馬に惹かれる馬車に乗り、三日月の王冠を被る姿で描かれていると書かれていた。

スーリヤそれらの特徴をもとに、二つの像を見比べた。

像の背後にそれぞれ半円が描かれているが、下側の像に描かれた輪は二重になり、細かな彫刻もほどこされでいる。光輪に違いない。

また、上の像は右手を胸に当て、下の像は何かを持っている。きっと蓮華だ。

三つ目や四本の腕、三日月の王冠などは一致しないけど、光輪と蓮華の二つの特徴がスールヤに当てはまったので、上側がチャンドラで下側がスリーヤと判断した。

(2009/12/06)

コマイユの石碑

コマイユの石碑バイヨンからアンコール・トムの西大門へ向かう道の脇にアンコール保存局初代局長コマイユの石碑が、線香も花も置かれずひっそりと眠っている。

石碑に近づいていくと飾り柱の上にリンテルが見えた。

墓碑の守護神は、

カーラ(ヤマの別名)がぴったりだと思った。

しかし、彫られていた像は、アイラーヴァタに乗る武勇神インドラだった。

(2009/10/17)

ニャック・ポワンの馬(3)

アンコール遺跡(ジョルジュ・セデス著、三宅一郎訳)P134に

「1912年5月・・・西軸上の小堂のなかで排水口になっている第三の頭が発見されていました。それは馬の頭でした。」と書いてあった。

これで、「馬」の出所は分かったのだが

アンコール・ワットへの道(石澤良昭・内山澄夫共著)の「それらの図像はクメールの星座に一致する」と言う言葉が気にかかり、今度は、「牛」を捨てきれずにいる。

(2009/09/23)

ニャック・ポワンの馬(2)

ニャック・ポワンの馬地球の歩き方(アンコール・ワットとカンボジア)P65とロンリー・プラネット(カンボジア)P168に西の樋口は馬頭と書いてあった。

しかし、正面から見ると砂漠に転がる動物の頭蓋骨みたいで、とても馬の頭には見えなかった。

でも、この像の横顔を見ると、間違いなくそれは馬面だった。

しかし、「悠かなるアンコール」P178には、牛の頭部と書いてある。

「アンコール・ワットへの道」P112にも牛の頭の形をした樋嘴(ひはし)と書いてあった。

そんなこんなで、自己主張はさっさと取り下げて、「牛」だと納得しようと思ったのだが、変なプライドが邪魔をして「馬」をあきらめきれずにいる。

もうすこし調べてみよう。

(2009/09/13)

見たいもの

象のテラス遺跡の本を見ていると、

アンコール・トムの象のテラスにある象使いが乗る象、

プノン・バケン副祠堂に祀られている大きなリンガ、

タ・ソム第二東塔門に向かう参道脇にある細長い乳海撹拌など、

見たいものが次々と増えていく。

まだまだ、アンコール遺跡の魅力は尽きません。

(2009/09/10)

ニャック・ポワンの馬

ニャック・ポワンの馬ニャック・ポワン中央池の周りに4つの小祠堂がある。

東にあるお堂の樋口は、「あー」と人が叫んでいる。

北は、「パォー」と鳴いている象だ。

南は、「グァオー」と獅子が吼えた。

でも、西は、砂漠に転がる動物の頭蓋骨のようだった。

がっかりして立ち去ろうと思ったとき、

この祠の壁がきれいな花文様で飾られているのに気がついた。

ニャック・ポワンの馬お堂の奥に足を踏み入れると馬の横面が見えた。

編まれた手綱とくつわ。

ぱっちりした目と睫毛。

生き生きとした馬面が彫られていた。

 

(2009/08/11)

ニコンCOOLPIXP6000

アンコール・ワット第一回廊の壁画「乳海撹拌」にヴィシュヌ神とクールマが大きく描かれている。

何度撮っても全体が写らない。

新しいカメラが欲しいと思った。

電気屋さんや計算機屋さんのデジカメもいいけれど、

ニコンCOOLPIXP6000は、さすがにカメラメーカーの矜持、ファインダー付で広角28ミリだ。さらに、ワイドコンバーターを取り付けると広角21mm相当の広角撮影も可能になると言う。

これならうまくいくと、価格.comで購入した。

送られてきたカメラを見ると本体とACをつなぎ電池を充電するタイプだった。

充電中の2時間はカメラを使えない。

カタログを見るとバッテリーチャージャMH-61が別売りされている。

早速、注文した。

これで問題は解決したと思ったのだが、

バッテリーチャージャの使用説明書を読むと

電源コードは、日本国内専用AC100V対応と書かれている。

慌てて、カメラの仕様説明書も見た。

電源コードは、日本国内専用AC100V対応とあった。

とほほ・・・

(2009/06/20)

アイスクリーム・サンド

パン屋フランスの植民地だったカンボジアは、道路沿いでフランスパンを売る露店をよく見かける。

プノン・クレーンへ入る料金所のところでは、バイクの荷台にパンを載せた行商に出会った。

パンには、野菜や肉、卵をはさむと思ったのだが、

「アイスクリームをはさむ」とバン売りは言った。

パンだけだと1000リエルで、アイルクリーム・サンドにすると2000リエルだった。

値段は倍に跳ね上る。

冷たさや甘味が楽しみだった小さい頃を思い出した。

(2009/06/14)