ソンボー・プレイ・クックS群

南遺跡群(S群)は、二重の周壁に囲まれた寺院です。

S1の内部には、花紋様で装飾された台座が残されています。

S7~S11は八角形の祠堂で壁面には空中宮殿が壁面を飾っています。

S2には、マンダパとよばれる装飾台座が安置されています。

まるで中尊寺の金色堂のようです。

庇には、馬蹄形レリーフ(クドゥー)が、柱には、植物紋様の浮き彫りが綺麗に残っています。

西側内周壁の壁体東面に、円形浮彫(メダリオン)が刻まれています。

遺跡の概要

建立年代: 7世紀~9世紀
建立王: S群:イーシャーナヴァルマンⅠ世の治世
宗教: ヒンドゥー教
規模等: S群:外周壁東西約300m x 南北約270m
内周壁約190mの正方形
S1:中央祠堂
遺跡の意味: 豊かな森
ソンボー・プレイ・クック地図

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