ソンボー・プレイ・クックS群
南遺跡群(S群)は、二重の周壁に囲まれた寺院である。
S1の内部には、花紋様で装飾された台座が残されている。
S7〜S11は八角形の祠堂で壁面には空中宮殿が壁面を飾っている。
S2には、マンダパとよばれる装飾台座が安置されている。まるで中尊寺の金色堂のようだ。庇には、馬蹄形レリーフ(クドゥー)が、柱には植物紋様の浮き彫りが綺麗に残っている。
西側内周壁の壁体東面に円形浮彫(メダリオン)が刻まれている。(2011/12/26)
- 建立年代:
- 7世紀〜9世紀
- 建立王:
- (N群)イーシャーナヴァルマンT世
- (C群)ジャヤヴァルマンU世
- (S群)イーシャーナヴァルマンT世の治世
- 宗教:
- ヒンドゥー教
- 規模等:
- (N群)第一周壁東西約260mx南北230m 第二周壁約120m正方形 第三周壁約50mの正方形
- (C群)外周壁東西約330m x 南北約310m、内周壁東西約175m x 南北約160m 北東角に池
- (S群)外周壁東西約300m x 南北約270m、内周壁約190mの正方形 S1中央祠堂
- 遺跡の意味:
- 豊かな森