アンコール・トム
大きな町(都)の意味をもつアンコール・トムは、11世紀頃ウダヤディジャヴァルマン2世の王都だったが、12世紀頃にジャヤヴァルマン7世が城壁をつくり今の形にした。
南大門・北門・勝利の門・死者の門・西門と塔を持つ5つの城門がある。それらの塔には尊顔が刻まれており、四面を見渡している。
城内の中央にバイヨン寺院があり、そこから十字に道が延びている。また、戦いに勝った兵士たちが凱旋門として利用した勝利の門。その門から一直線上に延びたところにライ王のテラスある。
その横に一体化して造られているのが象のテラス。象のテラスの壁面には、テラスの名前どおりに行進する象のレリーフが彫られている。(2013/01/04)
