クリアン
象のテラスの正面、プラサット・スール・プラットの裏手に勝利の門への道をはさんで南北対照に二つの細長い建物が建っています。
これらの建物は、クリアン様式と呼ばれる建築様式で、回廊と十字形塔門、八角形の側柱と控えめな装飾が特徴です。
北クリアンは、ジャヤヴィーラヴァルマンの時代に、南クリアンは、スーリヤヴァルマンⅠ世の時代に建てられました。
北クリアンの背後に小さな遺跡があります。
30m x 30mの周壁に囲まれた中に、バンテアイ・スレイ様式の小さな祠堂(縦横約2.0m)と2つの経蔵が配置されています。
また、大きな二重破風が地面に置かれています。
遺跡の概要
建立年代: | 10世紀末から11世紀 |
建立王: | 北クリアン:ジャヤヴィーラヴァルマン |
南クリアン:スーリヤヴァルマンⅠ世 | |
規模等: | 北クリアン:東西40m x 南北4.7m |
南クリアン:東西約50m x 南北4.2m | |
遺跡の意味: | 倉庫 |
クリーニング: | ジャン・コマイユ(1908) |
アンリ・マルシャル(1919~1920) |
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