プラサート・ソー・プラット

王宮広場の象のテラスの向かい側に12基の小さいラテライト造りの祠堂が間隔をおいて一列に立ち並んでいる。

これらの祠堂群の用途は明らかではないが、「綱渡りの踊り子の塔」と呼ばれている。

リンテルと破風、飾り柱には砂岩が使用されている。破風はアーチ形のナーガが装飾され、リンテルにはカーラに乗る神が刻まれている。

12基のうち1つだけ綺麗な祠堂がある。

これは日本の復旧チーム(JSA)が修復し、2005年4月完成したものだ。(2016/02/01更新)

建立年代:
13世紀初頭
建立王:
インドラヴァルマンU世
宗教:
ヒンドゥー教(ヴィシュヌ派)
規模等:
12基の小さな祠が横一列に並ぶ
遺跡の意味:
綱渡りの踊り子の塔
クリーニング:
ジャン・コマイユ(1908)
 
アンリ・マルシャル(1919〜1920)
見所:
広場に横一列に並ぶ赤い塔