プラサート・ソー・プラット

王宮広場の象のテラスの向かい側に12基の小さいラテライト造りの祠堂が間隔をおいて一列に立ち並んでいます。

これらの祠堂群の用途は明らかではありませんが、「綱渡りの踊り子の塔」と呼ばれています。

リンテルと破風、飾り柱には砂岩が使用されています。

破風には、アーチ形のナーガが装飾されていて、また、リンテルには、カーラに乗る神が刻まれています。

12基のうち1つだけ、綺麗な祠堂があります。

これは、日本の復旧チーム(JSA)が修復して、2005年4月に完成したものです。

遺跡の概要

建立年代: 13世紀初頭
建立王: インドラヴァルマンⅡ世
宗教: ヒンドゥー教(ヴィシュヌ派)
規模等: 12基の小さな祠が横一列に並ぶ
遺跡の意味: 綱渡りの踊り子の塔
クリーニング: ジャン・コマイユ(1908)
アンリ・マルシャル(1919~1920)
見所: 広場に横一列に並ぶ赤い塔

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