ヴィヘア・プランプル・ロヴェン

ヴィヘア・プランプル・ロヴェンは、象のテラスと勝利の門を結ぶ道沿いの南側、南クリアンの裏側(東側)にあります。

バイヨン中央祠堂の地下から発見された仏像を祀った仏教テラスです。

1933年、トルーヴェがバイヨン中央祠堂の床下14mから仏像の破片を発見しました。

発見されたナーガ上のブッタ坐像(高さ3.6m)は、ジャヤヴァルマン7世(1181~1219頃)が王自身(神王)として安置したものです。

13世紀のジャヤヴァルマン8世(1243~1295)統治下に反仏教運動が起こり、この仏像は打ち壊され中央祠堂の穴に投げ込まれたのであろうと言われています。

1935年、ノロドム・シハヌークの祖父シソワット・モニヴォン国王が、完全修復したこの仏像を収める小さなお堂(ヴィヘア・プランプル・ロヴェン)を建てました。

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