マンガラルタ

モニュメント487(東プラサートトップ)は、「ジャヤヴァルマン8世が司祭ジャヤ・マンガラルタを仰ぎ建立して、ヴィシュヌ神像を奉納した」と碑文に刻まれていることから、

「マンガラルタ」と呼ばれている。

王宮前広場からアンコ−ルトムの勝利の門に向い、勝利の門の手前200mの右側にある小道を300m程入ったところにある。

アンコール時代末期の建物として有名だが、あまり観光客が訪れることのないさびしいところだ。

三界を闊歩するヴィシュヌやゴーヴァルダナ山を支えたクリシュナなど神話を刻んだ破風やリンテルは、すべて地面に置かれている。(2010/08/18)

建立年代:
13世紀後半から14世紀初頭
建立王:
ジャヤヴァルマン8世
規模等:
砂岩造りの独立塔
遺跡の意味:
司祭ジャヤ・マンガラルタを祀ったことに由来
クリーニング:
アンリ・マルシャル(1924)