プリア・パリライ

プリア・パリライは、王宮の北側、らい王のテラス近くにある。

ほとんど人の来ないのも相まって、とても静かな場所だ。

十字型テラスに7つ頭の美しいナーガの置かれた欄干が残っている。

砂岩の土台の上に煙突形中央祠堂が建つ。

東塔門の破風には、「バリライの森の説話」「ナラギリを調伏するブッタ」など仏教説話を題材とした物語が刻まれている。(2011/12/29

建立年代:
13世紀
建立王:
不明
宗教:
仏教
規模等:
平地型寺院、1塔祠堂形式
 
周壁 50m x 50m 
 
十字テラス 長さ約30m x 幅8.5m 
 
東塔門 中央祠堂 中央塔(5m x 5m)
遺跡の意味:
聖なるパリライ(東塔門破風に彫られた仏教説話「パリライの森の奇跡」に由来)
クリーニング:
アンリ・マルシャル(1918〜1919)
アナシスローシス技法:
モーリス・グレーズ(1937〜1938)
見所:
不思議な煙突形中央塔 東塔門の仏教説話を題材とした破風,テラスを飾る7つ頭のナーガ