バイヨン寺院の外回廊は、東西160m X 南北140m 1周600m 高さ約3mである。
壁面は、東西南北にある塔門で8区分されている。
外回廊の屋根はほとんどが崩壊しており、北側東端は壁体自体が壊れている。
西側壁面は未完成の彫り物が多い。
壁面は、ほぼ3段に区切られて、上段が遠景、中段が中景、下段に近景が描かれている。
壁面には、チャンパーとの戦闘シーン、宮廷の生活、人々の日常生活などが彫刻されている。(2015/08/08更新)
外回廊東面北側
相手の象の牙を抜く象
チャンパ軍との戦い
軍の行進(外回廊東面南側)
中国人風の兵士
肩車
火を熾す
亀を渡す
釜茹で
鹿を屠殺する
抱っこ
生贄の牛
鰐に食われる(南面東側)
出産シーン
建築の風景
チャンパ軍を一突き
闘犬
闘鶏
水牛と子牛
狩人と動物
将棋を指す
クメール象軍(南面西側)
彫りかけの中段壁画
捕えたばかりの象
北面東側の壁面
チャンパ軍との戦闘
行軍
石材を運ぶ(西面南側)
海老
食われる鹿(西面北側)
サーカス(北面西)
レスラー
宮廷