バンテアイ・スレイの守護坐像
バンテアイ・スレイの中央祠堂の基壇には階段が6つあります。
南祠堂の東面と中央堂の西面、北祠堂の東面、そして、中央堂前殿の東面と南面、北面に一箇所づつです。
その階段の両脇には、半身半獣の守護坐像が置かれています。
中央堂の西面はヤクシャ、南祠堂はシンハ、そして北祠堂はガルーダ頭の坐像です。そして、中央堂前殿の東面はヤクシャ、南面と北面は猿です。
この遺跡が復元された時、坐像も所定の位置に据えられていました。
その後、保護のためプノンペン国立博物館へ運ばれたり、盗まれたり、壊れたりして、その姿をほとんど見ることが出来なくなっていましたが、現在、それらは完全に復元されて、元の場所に置かれています。
最下段の写真3枚は、2004年に撮影した復元前の守護坐像です。(2016/06/21更新)
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