デヴァター

アンコール・ワットの連子窓の間などに2000体を数えるデヴァターが彫られている。

ひとり悲しげにたたずむデヴァターや、壁面を埋め尽くすデヴァター。

頭に華やかな冠をかぶり、細いリングや髪飾り、指輪などで飾り、下半身はサロン(下半身に纏う薄衣)をまとっている。

片手を挙げたり、上げた手に花や手鏡を持っている。腰に手をにあてたり腕を組んでいる。

サロンのベルト様式や文様が異なる。

ひとりひとり眺めているとあっという間に時が過ぎてしまう。(2015/08/28修正)