アスラム・マハ・ルセイ
アスラム・マハ・ルセイ(大聖仙の庵)は、標高44mのプノン・ダーの丘の中腹にあります。
6世紀頃に建てられたクメール遺跡の中で、最も古い寺院の一つです。
建築石材は、煉瓦やラテライト、砂岩と異なり、多孔性玄武岩です。
灰白色の石材と屋根飾りが、他の遺跡と異なる雰囲気を醸し出しています。
北側に入り口があります。
「聖室の周囲に繞道(じょうどう)がめぐらされた平面を持ち、初期インド建築に散見される類似した平面を持つ。」と言われています。
床から少し高いところに孔が開いています。何に使われたものだろうか?
参考
クメメール建築の伽藍構成についての基礎的分析 2009年9月 荒樋久雄
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