大プリア・カン(コンポン・スヴァイ)

大プリア・カン遺跡群は、王都アンコールの東門からタ・プロムを通り、ベン・メリアを経て東に向かう王道上に位置しています。

シェムリアップから東へ直線距離で約95kmの所にあります。

周辺には、中型寺院プリア・ダムレイ、プレア・トコル、プリア・ストゥンやベン・スレなどがあります。

内周壁の中に入ると、南の窓間壁で碑文が見つかった碑文祠堂と、ダルマサーラがあります。

アンコールにあるプリア・カンの碑文に、ダルマサーラは全121棟あったと記されています。

しかし、大プリア・カン遺跡にあるダルマサーラは、このリストに含まれていないことから、1192年以降に建てられたと言われています。

遺跡の概要

建立年代: 12世紀
建立王: ダラニンドラヴァルマンⅡ世
ジャヤヴァルマンⅦ世 増築
宗教: ヒンドゥー教及び大乗仏教
規模等: 平地型寺院、5km x 5km
3重の土手
2.8km x 0.75kmのバライ
外回廊 0.85km x 1.3km
内回廊 0.48km x 0.48km
東西南北にそれぞれ塔門
遺跡の意味: 聖なる剣(マンゴーの河岸)
見所: 浮彫などが盗掘された痛々しい跡
大プリア・カン遺跡群(プリア・カン・コンポン・スヴァイ)地図

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