プノン・バイヨン

プノン・バイヨンは、プノンペンから国道2号線で南へ121km、タケオから南へ43km、ベトナム国境からおおよそ15kmの所にあります。

バイヨン山(標高313m)の頂上に建てられた扶南時代のレンガ造り祠堂です。

壁面には、ソンボー・プレイ・クックを思わせる空中宮殿が刻まれています。

この遺跡からサンスクリット語で書かれた604年の碑文と、古クメール語が刻まれた612年の碑文が見つかっています。

祠堂の横には、ラテライト造りのプラサート・プノン・バイヨンがあります。

頂上から、東に、メコンデルタが、西に、山脈を見渡すことができます。

遺跡の概要

建立年代: 7世紀
建立王: パヴァヴァルマンI世
宗教: ヒンドゥー教
規模等: レンガ造り 縦13m x 横9m 高さ12m 

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