クロル・コー
クロル・コーは、ニャック・ポアンの北側、大回りコースから北西100m程のところにある。
12世紀末〜13世紀初期にジャヤヴァルマンZ世によって建てられたバイヨン様式の寺院だ。
内周壁35m x 25mと、とても小さくて、10分程度で一回りできる。
塔の部分が崩壊した東塔門から内部には入ると、中央祠道と経蔵がみえる。
デヴァタが中央祠堂の壁面を飾る。
ローケーシュヴァラが彫られた破風が内周壁の壁に沿って地面に置かれている。
ゴーヴァルダナ山を持ち上げるクリシュナは、東塔門の外側に据えられていた。(2015/09/14更新)
- 建立年代:
- 12世紀末〜13世紀初期
- 建立王:
- ジャヤヴァルマンZ世
- 宗教:
- 仏教
- 規模等:
- 外周壁
- 内周壁35m x 25m
- 中央祠堂
- 経堂
- 遺跡の意味:
- 雄牛置き場
- クリーニング:
- アンリ・マルシャル(1922〜1924)
- 見所:
- ローケーシュヴァラやクリシュナの彫られた破風