タ・ネイ
タ・ケウの北側1.5kmほどのところにあるタ・ネイは、ジャヤヴァルマンZ世によって作られたバイヨン様式の仏教寺院だ。
小回りコースに接する入口で、入場券のチェックを受け、小道を道なりに歩いて20分ぐらいで西塔門付近へ出る。
遺跡は、55m x 47mと小規模である。回廊の内部は、崩落した部分も多く石材が散乱している。
王子シッダールタの大出発や供物を受けるブッタなどジャータカを題材とした破風を見ることができる。
- 建立年代:
- 12世紀末
- 建立王:
- ジャヤヴァルマンZ世
- インドラヴァルマンU世により拡幅
- 宗教:
- 仏教
- 規模等:
- 当初東西35m x 南北26m
- 拡幅後55m x 47m
- 見所:
- 密林の中にある崩壊した寺院、ジャータカを題材とした破風