アク・ヨム
アク・ヨムは、西バライの南側の取水口から、堤防道路を西に400mほど進んが左側にある。
932年に発見された3層の基壇の上に5点型の塔堂を配するレンガ造りのピラミッド型寺院だ。
寺院の半分は西バライ(1020年)の建設時に貯水池の下に埋められた 。
碑文No.674,704,1001が見つかっている。
中央祠堂の側柱に再使用された石碑には、674年6月10日の日付が彫られている。
アンコール遺跡の中で、最も古い遺跡の一つだ。
また、1001年の石碑には、この寺院が”ガンビレシュヴァラ”に奉納されたと刻まれている。
プレイ・クメン様式(c.635〜700)とコンポン・プレア様式(c.700〜800)のリンテルも見つかっている。発見されたリンテルは、現在、アンコール遺跡保存管理所に保管されている。(2013/11/01更新)
- 建立年代:
- 7〜9世紀
- 建立王:
- 不明
- 宗教:
- ヒンドゥー教
- 規模等:
- 2kmの周壁に囲まれたるレンガ造りの平地ピラミッド型寺院
- 3層の基壇の上に5点型の塔堂を配する
- クリーニング:
- トルーヴェ(1932〜1935)