東メボン

東バライ(バライ=貯水池)に浮かんでいるかのように、952年 ラージェンドラヴァルマン2世によって建てられたシヴァ派のピラミッド型寺院です。

今は水が枯れていますが、東バライが水を湛えていたころは、船で渡って行ったと言われています。

第二基壇の四隅に、この遺跡を特徴づける象の石像が据えられています。

遺跡の概要

建立年代: 952年
建立王: ラージェンドラヴァルマンⅠ世
宗教: ヒンドゥー教(シヴァ派)
規模等: ピラミッド型寺院
基壇3段、最上段には、5点型に煉瓦造りの祠堂を配置、
煉瓦造りの小祠堂8基、経蔵5基
周壁一辺約120m
遺跡の意味: 東の恩寵あふれる母(大池の中にある寺院を指す)
クリーニング: アナシスローシス技法:
アンリ・マルシャル&モーリス・グレーズ(1935~1939)
見所: 中央祠堂から見る四方の景色
東メボン地図

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