プリア・カン

1191年、ジャヤヴァルマン7世が父の菩提寺として建てた仏教とヒンドゥー教の混合した僧院です。

周壁にはヒンドゥー教の神鳥ガルーダの上に坐仏が彫られていましたが、ジャヤヴァルマン7世の死後、宗教的確執のため仏教の象徴である坐仏は削りとられています。

2階建ての円柱の建物があります。まるでギリシャの建造物を思わせます。

遺跡の概要

建立年代: 1191年
建立王: ジャヤヴァルマンⅦ世
宗教: 仏教
規模等: 平地型寺院
環濠東西800m x 南北700m
外側周壁東西200m x 南北175m
第二回廊85m x 76m
第一回廊62m x 55m
遺跡の意味: 聖なる剣
クリーニング: アンリ・マルシャル(1927~1932)
アナシスローシス技法(部分的な):モーリス・グレーズ(1939)
見所: 外周壁のガルーダ
舞殿のアプサラス
円柱の二階建て建物

画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。