チャウ・サイ・テボダ

トマノンと道を挟んだ南側にあるチャウ・サイ・テボダは、花の咲いている河岸の女神と言う意味だ。

名前の由来のとおり、表情豊かなデヴァタが祠堂の壁面を彩っている。

2004年9月に訪れたときは修復中で柵にかこまれ見学ができなかったが、2009年には、修復が終わり見学できるようになっていた。

修復のため補てんされた砂岩が白く浮き上がっている。新たに組み込まれた石には趣のない彫刻が施されていた。

違和感のある修復にがっかりした。(2014/02/22)

建立年代:
1113年〜1150年頃
建立王:
スーリヤヴァルマンU世
宗教:
ヒンドゥー教
規模等:
平地型寺院
 
前殿(マンダパ)付き中央祠堂
 
東西南北の塔門
 
経蔵2基
遺跡の意味:
花の咲いている河岸の女神
クリーニング:
アンリ・マルシャル(1919〜1920)
見所:
中央祠堂のデヴァター
 
東塔門に刻まれたハスの花文様
チャウ・サイ・テボダ地図