バンテアイ・サムレ

バンテアイ・サムレは、東メボンの東約5㎞、東バライの東端から500m程の所にあります。

アンコール遺跡群からちょっと離れているため見学者の少ない遺跡です。

12世紀中ごろ、中央祠堂は、スーリヤヴァルマンⅡ世の治世中に建てられました。

寺院は、ラテライトの高い外周壁で囲まれています。

狭い境内に、前殿のある中央祠堂と二つの経蔵が密着して建っていいます。

外周壁と内周壁の外面と、塔門の屋根周りの破風に多くのレリーフが刻まれています。(2013/08/13)

バンテアイ・サムレのレリーフを、もっと詳しく案内しています。

遺跡の概要

建立年代: 12世紀中ごろ(中央祠堂)
建立王: スーリヤヴァルマンⅡ世?
宗教: ヒンドゥー教(ヴィシュヌ派)
規模等: 平地型寺院
外周壁東西83m x 南北77m
内周壁東西44m x 南北38m
遺跡の意味: サムレ(刺青)族の砦
クリーニング: アナシスローシス技法:
モーリス・グレーズ(1936~1944)
見所: インド神話を題材とした破風
側柱に刻まれた物語
外回廊の側廊
バンテアイ・サムレ地図

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